性病としてはイメージのない感染症!

口唇ヘルペスは単純ヘルペスのひとつで、ヘルペスウイルスに感染することにより発症します。
多くの人たちは小さい頃に家族を介して感染していると言われています。
たとえば共有しているタオルやコップなどの食器が原因です。
感染しても、すぐに発症するわけではありません。
ウイルスは潜伏しており、風邪を引いて体調が優れないときや強い紫外線を浴びたときなどに出現します。
口唇ヘルペスの前兆は、ピリピリとした痛みです。
この痛みに気付いてから間もなく、唇やその周辺に小さな水ぶくれがプツプツと出てきます。
そしてピリピリ・チクチクとした痛みをともない、一定の期間が過ぎるとかさぶた状に変化して治癒します。
症状や治るまでの日数には個人差がありますが、だいたい2週間ぐらいでしょう。
ヘルペスウイルスは感染力が強いので、発症している間は人にうつさないように注意することが大切です。
回し飲みやタオルの共有などは避けたほうが良いですが、タオルの洗濯は一緒に行うことができます。
人にうつしてしまうことだけでなく、自分自身も他の箇所に感染しないように気を付けるべきです。
口唇ヘルペスが目に感染した場合、角膜ヘルペスを発症する可能性があります。
場合によっては失明する危険性もあるため、口唇ヘルペスに感染したときには他の箇所への感染を防ぐためにも早めに治療して下さい。
口唇ヘルペスは文字通り唇にできるため、食事や飲み物を口にするたびに気になります。
水ぶくれは最大で約5mmのものが口元に出現するので、他の人の目にも留まってしまいます。
正しい知識を持って、早めに治療することが一番でしょう。
ヘルペスは治ったとしても潜伏しているため、体力が落ちているときなどに再発します。
普段からバランスのとれた食事や十分な睡眠に心がけるなど、規則正しい生活をして疲労を蓄積させないようにしましょう。
ストレスも体力を弱める原因になってしまうため、オンとオフの区別をしっかりつけた生活をすることが大切です。

ヘルペス治療薬の市販薬と処方薬の違いは?

口唇ヘルペスの治療に使われる薬は、処方薬と市販薬の2種類に大別されます。
くれぐれも注意したいのは、初めて口唇ヘルペスが発症したときは病院へ行くことです。
病院で飲み薬を処方してもらい、医師の指示に従って治療して下さい。
市販薬が使えるのは「再発した場合」に限られており、薬剤師が販売しても大丈夫だと判断すれば購入可能です。
市販薬にはヘルペシアクリーム・アラセナS・アクチビア軟膏といった塗り薬があり、再発のときはヘルペスの発症に気付いたら早めに塗布して治療します。
大きく効果が異なるわけではないので、選ぶときは塗る回数や値段などで比較することができます。
クリーム状なのはヘルペシアクリームとアラセナS、アクチビア軟膏は名前の通り軟膏状になっています。
アラセナSには、クリーム状の他に軟膏状も用意されています。
1日に塗る回数はヘルペシアクリームとアクチビア軟膏の回数が同じで、アラセナSは少なめです。
主な成分や添加物が気になる人・市販薬の購入が初めての人は、薬剤師に相談してみましょう。
購入したら、必ず使用方法を読んでから使います。
早く治したい気持ちは分かりますが、効果を期待するためには正しく使うことが必要です。
自分自身に合っている市販薬が見つかったときは、また再発した場合に備えて用意しておくとすぐに使うことができます。
使用期限などが書かれているので、常備して使うときは使用方法を改めて読むようにしましょう。
ヘルペスは処方薬と市販薬、どちらを使っても完全に治るわけではありません。
普段からできることは、体調を整えてヘルペスが出てこないようにすることです。
それでも「再発」があったときは、病院または薬局へ行って早めに治療して下さい。